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住まいの省エネ診断​(サーモグラフィー・電流計診断)

浜松市の年間における新築住宅の着工棟数は約3500棟を竣工しています。これら世帯から毎年、固定化されたCO2温室効果ガスが排出されており、その量、1世帯およそ2~3t-CO2杉林1ヘクタール(100m×100m)で3~4世帯程度しか二酸化炭素を吸収しませんから、どれ程の温室効果ガスが1世帯から排出されているか解ります。建築物は一度建築されると長期にわたって使用され、環境負荷をもたらすことから、浜松市及び建設業における責務は重いと考えます。

そこで本事業では、建築物の目には見えない隙間を計測し数値で見える化することで、住まいのエネルギーロスを学び、地球温暖化への意識の改善と、住まいの暑い寒い≒エネルギーロスの原因を調査し、市民一人ひとりが自らの行動に移すきっかけと、市域産業へは、安定した技術で市域に低炭素な住まいを供給できる体制づくりを期待し応援するとりくみです。

​診断1:サーモグラフィー診断※

​※サーモグラフィーとは赤外線カメラです。夏でしたら壁をとおりどの程度、熱が進入しているのか?冬でしたら壁をとおりどの程度、熱が逃げているのか?その様子を赤外線カメラで目視出来ます。赤外線カメラの精度は温度差がはっきりしている季節に計ることで断熱材のヘタリ具合や、住まいの隙間(気密)を把握できます。

本診断は、断熱リフォームを検討されている方にとっても参考になります。

申込期限:受付中(予約状況によりお断りする場合もありますご了承ください)

実施期間:夏季:7月下旬 ~8月上旬

実施期間:冬季:1月中旬 ~2月中旬

診断条件:診断画像をHP等の掲載に同意いただける方(住所など身元が分からないように配慮いたします)

※1 建築図面(竣工図)をご基に診断をします。ご用意できない方は結構です)

※2 参加者は一般市民・建築予定者 他・建築関係者(大工・建材・電気・給排水・空調等)

   コロナ感染症拡大防止から、測定場所でミニ講座開催が困難な場合は、日を改めてZOOM

   (オンライン)他、による講座をお願いすることもあります。

※3 参加者には簡単な環境省へのアンケートにご協力頂きます。

※4 市センターホームページに掲載をお願いする場合もございます。

診断方法:

1、住まいの隙間を計測(気密測定器)

2、断熱材の効果をサーモグラフィー測定(赤外線カメラ)夏季・冬季のみ

3、窓などの熱移動を計測(熱流測定器)

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