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住宅性能向上プロジェクト

「 住まいを快適にすることで地球を救う市民参加型のプロジェクト」

これから住宅を建築される方、断熱リフォームをされる方へ

「3つのキーワード」を建築士や施工会社に確認していただくことで、気密性能の違いによる実質の断熱性能や住まいに必要な暖房能力、電気代の削減からCO2温室効果ガス削減量まで簡易診断できます。これから何年も暮らす住まいです、エネルギーロスを減らし、快適で健康な住まいづくりに参加してみましょう。下記の[住まいのエネロス診断]をクリックすると診断画面に移ります。

プロジェクトについて

 現在、世界の国々では2050年に向けゼロ炭素を目標に政策を進めています。では何故、ゼロ炭素なのでしょう?じつは地球温暖化の原因とされているのがCO2(二酸化炭素)温室効果ガスとも言われています。二酸化炭素は、地球の温度を一程に保ち人間が生きていける地球にしてくれていますが、いまそのバランスが崩れ気候変動により大規模災害が国内外で多発しています。このCO2(二酸化炭素)は、温室効果ガス排出量全体の76%を占めており、排出要因は主に、化石エネルギー(石炭・石油・天然ガスなど)、家庭などから出す排出量は全体の3割、商店・事務所などの建築物を合わせると6割に相当します。その6割の中には、人の住まい方だけではなく建築の断熱性能や気密性能によるエネルギーロスに起因しており、これからの家づくりにとって高気密・高断熱化はとても重要になります。住まいは簡単に建て替えや買い換えは出来ませんから、新築やリフォームに合わせ省エネ化が必要になります。そして、省エネ化は設備に依存する前に建物その物の省エネ化が大切です。エネルギーロスが少ない住まいは、暑い寒いが少なく快適で健康に過ごせます。つまり、「我慢せず普通に暮らして省エネ=地球にも優しい」と言うことです。

人間はエネルギー無しでは暮らしていけません。しかしエネルギーを使わない(減らす)生活の工夫はできます、でも我慢であってはなりません。

先に述べたように建築業界のレベルは大変遅れています。

一歩間違えると計算上の性能とは裏腹に、全く性能を発揮できない住宅が供給されかねないと危惧しています。そこで浜松市地球温暖化防止活動推進センターでは、国の基準では不十分な、建物の施工精度で発生する熱損失や、換気による熱損失を加え、気密不足から「断熱性能」を評価する簡易診断サイトを設けました。

国内の住宅全てが温かく暮らしやすい住まいとなることが、自然に省エネ化となり、地球温暖化対策にもなります。

国民が更に健康的で、地球環境にも優しい暮らしになることを願っています。​

住宅の断熱性能に関して、2020年に省エネ法基準が義務化されるはずでした。しかし、最終段階で棄却されてしまいました。

様々な理由があると思いますが、建築業界の対応の遅れが大きな原因とも言われています。​住宅の購入は高額な投資であり、しかも一度建てたら、なかなか建て替えることも出来ません。概ね30から50年程度をその性能の家で暮らすことになります。

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