
浜松市「地球にも人にも優しい家づくり」
高断熱・高気密に優れた建築事例(募集)
事業の趣旨
建築分野では、いまだ無断熱の住宅が3割を占め、住まいの温熱環境における化石エネルギー依存率が高いことから、エネルギーを逃がさない革新的なイノベーションも求められています。本事業はZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)だけでなく、なるべく設備に依存しない、建物本来の性能、断熱・気密・日射取得などに重視した、低炭素な住まいを広く浜松市内に普及促進を図るための事業になります。
浜松市の年間における新築住宅の着工棟数は令和元年・年度月間データ4~10月期(持家)の半年だけでも合計1729棟を竣工しています。これら住まいから毎年、固定化されたCO2温室効果ガスが排出されており、その量、1棟およそ2~3t-CO2 杉林1ヘクタール(100m×100m)で3~4棟程度しか二酸化炭素を吸収しませんから、どれ程の温室効果ガスが1棟から排出されているか解ります。建築物は一度建築されると長期にわたって使用され、環境負荷をもたらすことから、浜松市及び建設業における責務は重いと考えます。そこで本事業では、家づくりをとおし、地球温暖化の要因となる、CO2温室効果ガス削減に貢献している、市内に建築・リフォームされた住宅の事例紹介により、低炭素な住まいを広く浜松市内に普及促進を図るための事業になります。また、浜松市・浜松市地球温暖化防止活動推進センター(以下、当センター)では、地域企業が、より安定した技術で市域に低炭素な住まいを供給できる体制づくりに期待しています。
事業の内容
当センターでは、令和元年以降に市内で新築・リフォームした住宅を対象として、温室効果ガス削減(地球温暖化防止)に寄与する高断熱・高気密に優れた建築事例を募集します。応募された事例については、浜松市域の低炭素に向けた住宅の普及促進を目的として、当センターHPや浜松市主催の市民講座などで紹介いたします。
応募資格
①工務店・②ビルダー・③建築設計事務所・④ハウスメーカー・⑤建主
※ ただし①~④の場合は市内に事業所を設置していること
対象住宅 (リフォーム含む)
令和元年以降に市内に新築(大規模リフォームを含む)した高断熱・高気密の住宅で、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の「強化外皮基準」外皮性能(Ua値) 0.6以下を満たしていること。
※対象住宅がZEHである必要はありません
応募方法
応募用紙に必要事項を記入し、当センターまでメールでお申し込みください。
記入にあたり、応募用紙「記入例」シートを参考にしてください。
宛先:浜松市地球温暖化防止活動推進センター
E-mail:info@hccca-co2zero.org